2007/08/11

MythTV についての記録。

MythTV を試した記録。

MythTV に特化した内容という訳ではないのですが・・。

1. はじめにHauppauge WinTV-GO-Plus を試した。
2ヶ月くらい前に秋葉原で出回っているという情報をWeb で見かけて買いにいった。ビデオを映すまでに一苦労した。
カーネルモジュールへオプションを入れるところや音声をline-in で取るところあたりで勘違いしていて無駄な時間を使った。
というかこのカードでは音が出せないのだと思い込み、SAA7130-TVPCI/Bの購入へと踏み切ってしまった。

2. SAA7130-TVPCI/B
さすがにカードの動作実績が多いだけあってカード自体はすぐに認識。
ケースに同梱されているキャプチャカードのline-out と本体側のline-inとを結ぶ用と思われるオーディオケーブルを見て、こういう接続方式が一般的なのだと悟った。
時間を浪費していたことに気づいた。

もうこれで行こうと思って、実験用マシン(M2A-VM HDMI )のホワイトボックスから、SK22G2 V2 へ差し替えて試したところ、SK22G2 V2 のline-in が悪いのか音声のノイズが酷い現象に出くわす。

あれこれ試したが音質/音声のノイズ具合等もろもろ考えるとやはりダイレクトにオーディオもキャプチャできるハードウェアエンコーディングカードの方が圧倒的に良いのではないかと思い、悲しみつつもGV-MVP/RX の購入を決意。

3. GV-MVP/RX
カードはオークションで入手。こまこまと認識が面倒だったものの、ネットに転がっている情報を参考にしつつわりとすんなりと認識。音声周りの問題は、まうかめ堂さんの記事を見て修正。
動いてしまえば・・、やはりハードウェアエンコーディングは安定しているという印象で、最初からこれにしていれば・・、と思いましたが、まあ前の2枚のカードも非常に勉強になったので良しとする。

GV-MVP/RX2W にしてダブルチューナーにしておけば良かったかも、と思ったもののテレビ依存度から考えればシングルでちょうど良いのかも。

と、カードの認識と録画周りはこんな感じで結構時間かかったもののなんとかできました。

録画後にipod へ入れたいという要求があったためmyth2ipod やらnuvexport やらを見つつmyth2ipod を自分の環境に合わせて修正して使用。最終的にはnuvexport は飛ばしてMP4Box も抜かしつつ、ffmpeg のみで出力するように変更。
ffmpeg のオプションは本家のドキュメントのFAQを参照。
640x480で1200kbps 程度まで上げたけど問題なさそう。転送速度が許せばもっと上げたいところ。

だいたいこんな感じでipod へのpodcast までシームレスな環境が完成。
DIGAとかそういう機械と比べて、手軽さや画質、その他様々な面で負けていると思うところも多いものの、録画の利便性(これはiEPGが使える機種なら同じようなものですが。)、ファイル操作の楽さ、カスタマイズ性などの面でメリットがあるので満足しています。

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