2007/06/17

Google Browser Sync、Google のサーバー証明書、Firefox



Firefox 向けのGoogle Browser Sync 拡張を入れてしばらく経った。

便利に使っているけれど、気になる問題があったのでメモ。

1. 既に自宅と事務所で二台のマシン(WinXP & MacOSX) でFirefox を使っていたのだが、どちらかの設定で上書きされたのか、パスワード情報等、部分的に欠落しているように感じられた。

しばらく使っていて気づいたことです。でもまあパスワード機能を差分だけ追記していく、なんて動作でもおかしなことになるのかもしれないし仕方がないのかもしれません。

2. MacOSX側のマシンでアクセスすると(win ではなぜか気になっていないのです。)毎回tools.google.com へ接続しようとしてサーバー証明書についての警告を表示するため、非常に不安になる。

提示される証明書は以下のようなもので、



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一般タブ
SSL サーバ証明書
SSL Step-up サーバ

発行対象
CN : www.google.com
O : Google Inc
OU : <証明書に記載されていません>
シリアル番号 : 68:76:64:38:3D:49:6E:2E:F5:E3:19:98:42:E0:7C:EE

発行者
CN : Thawte SGC CA
O : Thawte Consulting (Pty) Ltd.
OU : <証明書に記載されていません>

発行日: 07.5.5
有効期限 : 08.5.15

SHA1 フィンガープリント E3:23:62:DB:FF:6F:B5:97:22:89:43:1F:CD:8D:6C:3E:3F:F8:20
MD4 フィンガープリント 66:E4:34:66:C5:DF:89:3E:87:A3:9D:55:5A:C0:C5:92
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http://www.ensight.org/archives/2006/02/16/stupid-google-ssl-certificates/
と、この問題の原因を指摘している人が居たのですが、ほかではあまりこのことを書いている人を見つけられなかったので、最初は、まじめにDNS spoofing されているのかとか悩んでしまいました。
そういえばこの問題も聞いたことがあったような気もしたのですが思い出せませんでした・・。
よく考えるとルート証明書から順繰りに証明されたwww.google.com の証明書が提示されているので、thawte を信じる限りでは問題ないのはわかるのですが兎に角不安が募る出来事でした。

3. まれにFirefox が起動しなくなる
一番困ったのがこれです。

最終的にプロファイルの中にあった
extensions.cache
が、「捨てても問題なさそう」で且つ「タイムスタンプから類推して最後にいじられていた可能性がある」ということで捨ててみたところ起動するようになりました。

追記:最近はほぼ毎回起動しない感じです。それでほぼ毎回extensions.cache を削除しています・・。

4. タブを既にいくつか開いた後に、Google Browser Sync がデータを取ってきたときにそのタブ情報を現在のタブ情報の上書きとして開く。
追加タブとして開いてほしい。

5. 複数のFirefox を起動しっぱなしのことがあるがその際の同期がどうなるかがよくわからない。
一方を落としたときにはデータを同期する旨が表示されてサーバー側に保存されているのかな、とも思われるのだが、もう片一方の"起動済み"のFirefox では同期されたかどうかよくわからない。
少なくともタブは同期されない。4. でも書いたように追加のタブとして開けるオプションがあっても良いのではないかとも思う。

だんだん自分の中のGoogle Browser Sync に求める機能が、同期、というよりは、管理、に近くなってしまいましたが、とりあえず、気になってる点等を列挙してみました。

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